
植物を長期間保存できる冷蔵庫、植物が長持ちする冷蔵庫があることをご存知でしょうか?
植物も、食材となる野菜も、収穫しても生きています。成長するのです。
花に例えるとわかりやすいですね。
つぼみで収穫しても、死ぬわけではなく、その後どんどん成長します。
つまり、つぼみは花を咲かせ、満開になり、散って市場価値が低くなる。
これを長持ちさせる冷蔵庫とは、すなわち、成長を止めて休眠させている状態です。
生花店等草花を扱う業者の一番の悩みでもある、植物の保管と少しでも長持ちさせる方法。
今回は、そのようなことにお悩みの方へ、お役に立てれば幸いです。
2-1.今までの技術
今までの技術で言うと、植物が長持ちする冷蔵庫とは、どんな機能の冷蔵庫があるでしょうか?
CA保存と呼ばれる野菜を眠らせる機能
生長モードの時は、芽をだすなどさらに育つために、自らエネルギーを消耗します。
また、成長するさい、エチレンガスが発生するのですが、これが最も腐る原因と言われています。
生長モードから生命維持モードへ切り替えてもらう、つまり、野菜が眠った状態で、最低限のエネルギー消費ですむように持っていく技術です。
動物で言う、冬眠状態です。
さて、これでどのくらい長期保存が出来るでしょうか?
技術の進歩は目覚ましく、普通なら1週間持てばいいほうだった野菜も、上記の野菜を眠らせる技術で、2週間以上鮮度長持ちする冷蔵庫も出てきましたね。
2-2.1ヶ月長持ちする冷蔵庫?
1ヵ月以上、しいては1ヶ月長持ちする冷蔵庫があるってご存知ですか?
今までの常識をくつがえすほどの長期間保存ですね。
革新的な、今までにない機能を搭載しています。
物の70%は、水分で出来ています。
この水分子をコントロールするというところに着目しています。
眠らせるのではなく、みずみずしい時の水分量を保つ、水分子コントロールをする機能です。
【実験の一例】
・1ヶ月たった野菜
・通常3日くらいで傷み始めるブロッコリー2週間後
・通常3日後満開が2週間後入荷当時のままのつぼみの花
いかがでしょうか?
実際に実験した結果のほんの一例です。
3-1.フードロス・フラワーロスとは?
これを研究開発したのは、人々の健康と、世界のフードロス問題に立ち向かい、40年間研究してきた(株)エバートロンです。
『フードロス』とは、食料を、まだ食べられるのに廃棄してしまう事です。
市場に出回る前の出荷調整や傷等の事情により廃棄されるものから、工場での加工途中、スパー・コンビニ・飲食系等で仕入れられて売れ残ったもの、家庭で食べきる量でなかったために、廃棄されたもの、など様々なロスがあります。
同時に生花店等で廃棄される『フラワーロス問題』もあります。
切り花や植物を入荷したうち、多くの生花店で1/3は廃棄されるようです。
なぜ、そんなに廃棄されるかと言うと、花の命は短いからです。
花を長持ちさせ、痛みが進むのが早い植物を長生きさせて、フラワーロスを少しでも減らせたら、経費削減になり、その分消費者に還元できるかもしれません。
フードロス、フラワーロス問題が解決する、植物が長持ちする冷蔵庫とは、ズバリ、花が1ヵ月以上持つ冷蔵庫です。
まだ、研究開発中ですが、商品化に向けたくさん実験を重ね、検証しています。モニター募集も開始し、エビデンスを集めています。
3-2.長持ち冷蔵庫が一般化されると生花店はどうなるか
植物が長持ちする冷蔵庫を導入したら、生花店はどうなるのか、シミュレーションしてみました。
①フラワーロスが減る
当然のことながらロスを防ぐために入荷を制限したり、たくさん入荷して結局廃棄したり、ということが少なくなります。在庫管理も入庫もしやすくなる可能性が高いです。
②経費削減につながる
長持ちするから、今までより廃棄スピードと量は減り、コントロールしやすくなる。
廃棄しないで済みます。経費削減になります。
③いろんなものを入荷できる可能性が広がるので他店との差別化が図れる。
すぐに傷むとか保存が難しいことを理由に懸念していたものを入荷して、競合と差別化することも可能です。
運送業者も出荷側もシステム導入済であれば、遠方からの入荷も可能になるかもしれません。
④経費削減プラス仕入れたものの長持ちプラス差別化により、消費者に還元できる。(値下げやサービスの充実等)
上記経費削減できて、差別化が出来れば、それを消費者に還元することも可能です。
花の値段が高いのは劣化が早いから。傷みやすいデリケートな花ほど高いです。
いかがでしょうか?
草花や観葉植物は、扱い方や環境が大きく影響します。
長持ち冷蔵庫の技術が一般化されれば、世界のフラワーロス問題が解決し、もっと植物や花を楽しめる環境になるでしょう。
植物を長期間保存できる冷蔵庫について、今までにない技術が一般化される話を紹介させていただきました。
今までの常識を打ち破る、植物を長期間保存できる冷蔵庫がスタンダードになれば、いろんな業界で大変革が起こると予想されます。
エバートロンは、世界に大変革を起こすべく、40年研究して、植物が長持ちする原理を発見し、この長持ち冷蔵庫の一般商品化を目指しています。
まだ、研究開発の段階ですが、水分子コントロールを利用した『植物が長持ちする冷蔵庫』が商品化されるのは、そう遠くない未来かもしれません。
エバートロンは、水分子コントロールを研究し続けて40年、食周りの環境が良くなることで、世界から、生活習慣病やガンを患う人を減らす、世界中の人々の健康支援をする、という理念を掲げ、揚げもの料理の、ヘルシーでコスト削減を実現した『Dr.Fry(ドクターフライ)』などが主力商品です。
この技術を応用した、フラワーロス・フードロスへの取り組みをしています。
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