日本は、残飯廃棄量世界1です。
食料廃棄大国ニッポン、これは恥ずかしいことです。
フードロス問題について解説し、取り組みの事例を紹介します。
「何とかしたい。」と思うなら、何をすべきか、やるべきことも見えてきます。
“フードロスとは、
賞味期限切れや食べ残しなどにより、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品のこと。 国際連合食糧農業機関(FAO)による造語で、日本では「食品ロス」とも呼ばれる。
2014/10/23
出典:フードロス(ふーどろす)とは – コトバンク“
ご存知でしょうか?
日本では年間約2千万トンの食糧が廃棄されています。
うち、500〜900万トンもの食料が、まだ食べられるものです。
食料の多くを輸入に頼っている日本が、その半分近くを平気で捨てている、これはなぜでしょうか?
豊かすぎるゆえの過ちでしょうか?
3-1.フードロスとフードバンク
日本では、1秒間で8000個のおにぎりが廃棄されているという計算です。
これがもし餓えた子どもたちの元に届くなら・・・2秒で救えるのに。
食料を捨てることは、お金を捨てることと同じです。
日本人は無頓着すぎますが、世界では食糧難で苦しむ地域だってあるのです。
世界中の餓死する子どもを、フードロスをなくすことで救えるかもしれません。
現在も、賞味期限直前の食品をフードバンクに寄付して餓えに苦しむ方や貧しい方々にふるまう等の試みはあります。
世界の食品廃棄量は、年におよそ13億トンにのぼります。
3-2.フードロスはなぜおきるのか?
生産から食卓にあがるまでの間に約1/3廃棄されると言われています。
原因は、農家の出荷調整、食品加工業界での商品落ちの廃棄、飲食業界やスーパー・コンビニでの過剰な仕入れと、大量廃棄です。
しかし、私たち消費者にも責任があります。
少しでも、見た目キレイな方がいいという文化が、ちょっとした傷や、色合い・形で商品として成り立たなくなり廃棄になります。
賞味期限・消費期限を正しく把握してないために、まだ食べられるのに捨てます。
食べきる、使い切る、ということを考えず買い物し、冷蔵庫の中で腐らせてしまうこと。
食べきれないほどの料理を振る舞うという見栄のような感覚。
食べきれないほど料理してしまい、おなかいっぱいで食べられず捨てるという感覚。
身に覚えはありませんか?
3-3. フードロス問題への取り組み
私たちができることはなんでしょうか?
一人ひとりが意識することが大切なのです。
世界で様々な試みが始まっています。
フランスでは、スーパーでの売れ残り食品の廃棄を法律で禁じています。
品質に問題なければフードバンクに渡し、食用不可となっているものは、家畜の餌やたい肥に再利用されます。
野菜の切れ端や皮はどうすればいいのでしょうか?
ご家庭では、そういったものも細かく切ってスープに入れるなどできますから、捨てるところなどありません。
これを今読んでいるあなたが、もし業者側なら、フードロスをなんとかしたいけど、なかなか難しいと思っているかもしれませんね。
フードロスが解決できるなら、大幅なコスト削減にもなるかもしれません。
お客様により新鮮でいいものを届けたい、だけど、大量に余らせて捨てることはしたくない、経費を捨てていることになっているのは、充分わかっている、そんなお悩みをお持ちの業者さんはいるかと思います。
フードロスはなぜ起きるのか、それは、食品の劣化が早いからにほかなりません。
もしも冷蔵庫に保管で、従来よりも長い間新鮮さが保てるのであれば、どんどん捨てる必要もありません。
捨てるのを覚悟で入荷する必要もありません。
フードロスが解決したら、飲食業界、物流業界は大きく変わるでしょう。
どの業界でも言えることですが、経費削減できたうえ、お客様により上質なものをお届けできたら一番いいですよね。
日本には、世界でも注目される『もったいない』という美しい言葉と文化があります。
食料廃棄大国ニッポンだなんて、時代遅れです。ようは食品が劣化する前に全部新鮮なまま、美味しいままお客様のもとに届けば理想ですよね。
そんな方法あるの?と思うかもしれませんが、フードロスをなくすべく、本気で向き合うのが、エバートロンで開発した、鮮度長持ち冷蔵庫です。
エバートロンは、食品の約70%にあたる水分、ということに着目し、水分子について、40年間研究してきました。
まだ研究開発段階ですが、そして水分子をコントロールする技術を発見しました。
そう遠くない未来には一般商品化致します。フードロスをなんとかしたい!そう思うすべての方の手に渡り、世界が変わる日が来るかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
食料廃棄大国ニッポン、このフードロス問題、本気でなんとかしたい、と、取り組みを始めている人がいる一方、まだまだ気づいてない人もいます。気づいてないか、知っていてスルーしているか、です。
ご家庭でも、業者さんも、意識していくことが大切ですね。
(株)エバートロンの鮮度長持ち冷蔵庫は、そんな問題を解決すべく、研究開発しています。
水分子コントロールを研究し続けて40年、食周りの環境が良くなることで、世界から、生活習慣病やガンを患う人を減らす、世界中の人々の健康支援をする、という理念を掲げ、揚げもの料理の、ヘルシーでコスト削減を実現した『Dr.Fry(ドクターフライ)』などが主力商品です。
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