フラワーロスを何とかしたいあなたへ

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 フラワーロスがフードロス以上に社会問題になっていることをご存知でしょうか?
 なんとフードロスの3倍もの量のフラワーロスがあるそうです。
 フラワーロスとは、出荷から、搬送時や生花店等での在庫時に劣化するなど、お客様の手に渡ることなく、花が廃棄されることです。在庫ロスとも呼ばれています。
 生花店では、毎日たくさんの売れ残りの花が捨てられることは当たり前のようです。
 生花店の成功は、このフラワーロスをいかに減らすか、にかかっていると言っても過言ではありません。

2-1.フラワーロスをなんとかするには

 成功している生花店では、フラワーロス率を引き下げるために、高いお花やめったに出ない花、保管庫に入れる必要のあるデリケートなお花を仕入れないとか、結婚式に使うようなお花は事前予約のみにするとか、ちょっと古くなった切り花の水揚げ作業をマメにするなど工夫をしています。
 茎を切って花の先端まで水を行き渡らせる水揚げ作業によって花はよみがえります。
 マメに切って花の命を持たせ、切って短くなった花はブーケにし、安価にして売る、などの工夫をしています。
 ブーケやバスケットにすると、見た目も可愛く、花瓶に花をいけるなどの手間がはぶけて消費者も手軽に花が買える、ということで、人気もあるようです。
 お店にとっては在庫ロスを減らすことができ、お客さんにとっても買いやすいので一石二鳥ですね。

2-2.フラワーロスは防げるのか?

 朝市場で入荷してくるのですが、それが何日持つか、何時間持つか、が勝負ですね。
 売れる売れないも予測して入荷するとはいえ、頭を悩ませるものです。
 急に花を必要とすること、ご不幸・お祝い事のために、ある程度の花の在庫は持たないと商売になりません。
 花の命は短いです。
 満開に咲いてしまうとあとは散るだけなので、市場価値は下がります。  ですから入荷時はつぼみです。
 お客様の手に渡る時に、半分咲いているくらいがちょうどいいです。  運搬時や店頭で咲き誇るほどに市場価値はどんどん下がります。
 生花店でのフラワーロス(仕入れた花を廃棄する割合)は、一般的に30%と言われています。
 一部、徹底的にフラワーロス率を下げるために努力し、3%という、一般の1/10を実現している企業もありますが、一般的には30%もの花が捨てられているのです。
 それらを考慮して、赤字にならないように計算して売値をつけますね。  固定費だってかかります。
 固定費や人件費削減も大事ですが、フラワーロス率を引き下げられれば、大幅な経費削減につながります。
 赤字を防ぎ、利益が取れるだけでなく、価格設定でお客様に還元することが可能になれば、他より安い!と評判になり、口コミで広がりますね。

2-3.フラワーロス率を下げるには

 では、フラワーロス率を引き下げるにはどうしたらいいのでしょうか?
 花を長持ちさせるための工夫は、水揚げ作業と、冷蔵庫を活用することですよね。  生花店はみんなやっていますね。  生花店には大きな冷蔵庫があることが多いですね。花がそこに入っていたりします。
 大きな冷蔵庫にいれるといったいどのくらい長持ちするのでしょうか?
 花によっても違いますが、冷蔵庫に入れても1日2日しか持ちません。  入荷した時つぼみで、その日のうちに咲き始め、次の日には満開となって劣化していくだけ。  というのが普通のパターンです。
 え?せっかく冷蔵庫に入れてもそれだけ?
 驚きますね。
 家で飾る分にはいいかもしれませんが、劣化は始まっているので、市場価値はどんどん下がっているわけです。
 1週間もたつと、かなり散ってしまい、2週間とたてば、痛みが激しくなっていたりするのが通常です。  これを2週間、入荷時の状態を保持する冷蔵庫があったらどうなるのでしょうか?

 フラワーロス率を引き下げる魔法のような冷蔵庫。
 そんな、まさか、あるわけがない、  というのが今までの常識ですが、食料をまだ食べられるのに大量に廃棄するフードロス問題と、たくさん仕入れて30%もの花を廃棄するしかない、フラワーロス問題に挑んだのがエバートロン 。
 40年研究し、食糧や鼻に含まれる水分子をコントロールできることを発見したのです。  まだ研究段階ですが、テストを繰り返し、商品化に向けて開発を進めています。
 花が長持ちする冷蔵庫、これが一般的になれば、生花店はコスト削減が容易にできるようになり、冠婚葬祭や年中行事に合わせてしっかり花を入荷して保管できるようになるでしょう。
 在庫ロスを大幅に減らせるのですから、値付けに影響するのではないでしょうか?  そうなれば、お客様に大きく還元することが出来ます。
 メリットは他にもあります。  出荷業者は、慌てて搬送する必要はなくなり、無理なスケジュールがなくなるかもしれません。
 また、その土地にはない草花も、遠方から取り寄せることだって出来るようになります。  季節によって手に入らないものが、手に入るようになり、ハウス栽培ではなしえなかった、季節外れの花を出すことも出来てしまうかもしれません。
 例えば、お客様が結婚式でどうしても好きという花をご希望されて、季節の花でなければご希望に沿うことは難しかったのが、出来てしまうかもしれません。
 これは、他の生花店と差別化をはかるうえで、非常に大事な要素です。

いかがでしたでしょうか?
社会問題にもなっているフラワーロス問題、全国の生花店、生花にかかわる仕事をされている方々の頭を悩ませていることと思います。 それらが解決して、生花店に大変革が起こるのも、そう遠くない未来かもしれません。
フラワーロス問題を解決すべく、研究開発している、という (株)エバートロンの魔法のような長持ち冷蔵庫は、もう少しで世に出ることでしょう。
(株)エバートロンは、水分子コントロールを研究し続けて40年、食周りの環境が良くなることで、世界から、生活習慣病やガンを患う人を減らす、世界中の人々の健康支援をする、という理念を掲げ、揚げもの料理の、ヘルシーでコスト削減を実現した『Dr.Fry(ドクターフライ)』などが主力商品の会社です。
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